○ラグビーやコンタクトスポーツをやっていて『もっとデカくなれ』『白米をノルマ3合食え』と言われるのが正直、地獄だと思っていませんか?
○無理に食べても、翌朝にはお腹を下して体重が元通り。あの絶望感、痛いほどよく分かります。
私も当時、無理をして食事をたくさん接種したり、プロテインなどのサプリメントを摂取しても、翌朝にはお腹を壊して体重がむしろ減っていました。
結論
先に結論を言うとあなたが太れないのは、根性が足りないからでも、才能がないからでもありません。『胃腸の消化吸収キャパシティ』を超えて食べているからです。
この記事を読むメリット
この記事では、私自身の実体験をもとに、無理に詰め込んで下痢を繰り返す「無意味な増量」を卒業し、胃腸をケアしながら科学的に体を大きくする第一歩を解説します。
なぜ「無理やり食う」ラガーマンはデカくなれないのか?
食事は口に入れた瞬間に増量されるわけではない
どれだけ1日に5,000kcal食べても、胃腸から吸収されなければ、それはただ「身体を通り抜けたゴミ」のようなもの。
下痢や軟便は「身体が限界を迎えている」サイン
コンタクトスポーツ選手に多い「ハードゲイナー※」は、もともと消化酵素の分泌量が少なかったり、胃腸の粘膜が弱かったりします。
※ハードゲイナーとは、フィットネス用語で、消化吸収の効率が元々低い、基礎代謝が高くエネルギー消費が活発な人のこと。
そこに「飯トレ」や「食トレ」と称してプロテインや白米を流し込むと、胃腸が悲鳴をあげて未消化のまま排出(下痢や軟便)します。これでは逆に、身体がエネルギー不足となるのです。
コンタクト選手を襲う「激しい練習」と「消化不良」の悪循環
自律神経のバグが胃腸の吸収を止める
激しいタックルや、苦しいフィットネスの練習中、体は常に「交感神経(戦闘モード)」が優位になります。
人間の体は、戦闘モード(交感神経が優位)の時は、筋肉や肺、心臓への血流を優先させるため、胃腸などの消化器官への血流を低下させます。
練習後、ヘトヘトの状態で「さあプロテインだ!飯だ!」と無理やり流し込んでも、胃腸はまだ動いていません。これが「食後に激しい胃もたれや下痢」を引き起こす原因のひとつです。
胃弱ラガーマンが今すぐ実践すべき「3つの胃腸ファースト増量術」
「1日3食」は捨てて、1日5〜6食に 「小分け」する
いわゆる『分食』という方法です。
1回の食事量で吸収される栄養には限界があります。また一人ひとりの胃のキャパにも限界があります。
1回のキャパが少ないのであれば、食事の量ではなく回数を増やすことが最も基本的かつ効果的です。 ※プロテインも1食として計算して構いません。
練習前後の分食には、マルトデキストリン(粉飴)を活用するのが効果的です。(別の記事で詳しく説明します。)
食事の前に「消化の前処理」を済ませる
寝起きや激しい練習後の胃腸は決して万全の状態ではなく、接種した固形物を細かくするためには多くのエネルギーと時間を要します。
より胃腸が弱いという人は、肉を低温調理器具などを使って柔らかくする。米は少し柔らかめに炊いたりお粥にする事で、胃腸への負担を和らげることができます。
筋トレサプリよりも先に胃腸薬や消化酵素を味方につける
プロテインやクレアチンを摂取することは、増量への近道ではありますが、胃腸への負担はやや大きいです。そんな時に味方となるのがエビオス錠などの整腸剤です。
食事の「前に」消化を助けるサプリを摂取する習慣を作りましょう。
まとめ
フィジカルを強くするためのウェイトトレーニングと同じくらい、「胃腸を労り、強く育てること」も立派なトレーニングです。
明日の練習から、無理やりプロテインや握り飯を胃にねじ込むのはもうやめましょう。根性論ではなく、まずは「自身の胃腸の調子はどうか」を基準に、私と一緒に論理的かつ科学的に賢くデカくなりましょう。

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